こんばんは!
やんとしと申します。(@yantoshinote)
都内ホテルのレストランに勤務するソムリエ
年間200種類以上のワインを飲むノムリエであり、
ホテルのレストランが好きなグルメソムリエブロガーです。
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今回の記事で紹介するのは、
アゼルバイジャンワイン!!
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過去にアゼルバイジャンワインは、
何度か記事でも取り上げている注目産地の一つ
今回は歴史・主要品種・ワイナリーを紹介
珍しい産地に興味あり
新しいもの好きという方
アゼルバイジャンワインの歴史
アゼルバイジャンは
ジョージアと並ぶワイン発祥の地と言われています。
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8000年から9000年前から
ワインが製造されていました。
当時はコーカサス地方という
括りだったみたいです。
途中、イスラム教への改宗があり、
お酒が禁止に。
その後20世紀のソ連時代に
ワイン業が復活するまでに、
ワインの苗木などは
フランスやイタリアに渡っていました。
その後もゴルバチョフ元書記長により
アゼルバイジャンのブドウ畑が全滅、
国全体としても貧困の日々が続きました。
そんなアゼルバイジャンは
2000年以降石油戦略により、
第二のドバイと呼ばれるまでに
目覚ましい発展を遂げます。
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農業と観光業にも力を入れ、
ブドウやザクロ、ワイン業に
力を入れるようになりました。
2000年に植えた苗木が2010年以降安定して、
上質なブドウを栽培できるようになり、
今後の注目産地となりました。
まだまだこれからといった
ポテンシャルを秘めた国でもあります✨
アゼルバイジャンの気候
アゼルバイジャンは地形の複雑さに加えて、
カスピ海に近く、日照や多くの気団の影響により、
気候が多様になっている。
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北部に位置し、北西から南東へと続くコーカサス山脈により、
北からの冷気の影響を直接受けない。
山麓や平原地帯は大半が亜熱帯気候に区分されます。
海岸地域は、カスピ海の影響を受けて、
夏の気温が他の地域より下がり、冬は逆に上がるのが特徴
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アゼルバイジャン主要品種
バヤンシラ
すっきりした酸と軽やかな果実味が魅力の白。
ボトルで飲んでも飲み疲れしないスッキリさが特徴
キリっと冷やして飲むと、
爽快な気分に包まれます。
新鮮なレモンや春に感じる白い花や
オレンジの花を想わせるフローラルなアロマ。
洋梨やグレープフルーツの爽やかな果実味
軽快な口当たりは、塩やオリーブオイルでシンプルに味付けしたシーフードサラダ、カルパッチョによく合います。
サペラヴィ
ジョージアワインの品種で有名なサペラヴィはジョージア語で『染める・着色する』という意味。その意味の通り濃い色が特徴です。
豊富なタンニンが特徴で果実香よりは、たばこやスパイスなどの香りの主張が強い印象です。
ルカツィテリ
ジョージア語で「赤い茎」を意味するルカツィテリ。寒さに強い品種で病害にも強う品種。
香りは強く出てこないことが多いですが、青リンゴやシトラスの爽やかなアロマで、白ワイン、オレンジワイン、スパークリングワインなど多様なタイプのワインが造られています。
マドラサ
赤ワイン用品種であり、アゼルバイジャンの土着品種
まろやかな酸味と柔らかなタンニンが特徴で落ち着いた赤ワインになります。
主要ワイナリー
シャビアンワイナリー
アゼルバイジャンの代表的なワイナリーの一つ。
標高750メートル大コーカサス山脈の南斜面イスマユル地域にあり、昼間の強い太陽光と寒い夜の寒暖差によって熟した良質の葡萄を生みだす地域と言われています。
環境に配慮したサステーナブル農法を取り入れ、葡萄はすべて手摘みなどこだわりのあるワイナリーです。
ギョユギョル
ワイン以外にもコニャックやウオッカなども製造しているメーカーであるギョユギョル。アゼルバイジャンで最も古い企業だそうです。
サペラヴィとルカツィテリを中心に13の品種が栽培されています。
最新鋭の設備を導入した近代的なワイナリーで国内外の国際品種の品質向上にも努めているようです。
メイサリ(シルヴァンワイナリー)
アゼルバイジャンの唯一のオーガニックワイナリーであるメイサリワイナリー。
アゼルバイジャンの首都バクーから、
車で二時間ほどのメイサリ村にあるワイナリー
こちらもアゼルバイジャンでは主要なワイナリーの一つのようです。
まとめ
今回はアゼルバイジャンワインについてお話をさせていただきました。
まだまだ世界的にマイナーなワイン産地
私は過去何度か取り上げ、ワインも飲んでますがコスパの良い珍しいワインがたくさんあります。
気になった方はリンクも掲載いたしますので、購入してみてください!
ではまた次の記事で会いましょう!